京セラの訪問終了後、生徒達は次の目的地である「National University」に向かいました。
National University ではまずはじめに大学院長による挨拶があり、生徒の歓迎を含めた学校紹介が行われました。その後は元プロ野球選手の教授による講義やESL生徒との交流会、そしてキャンパスツアーなどが行われ、生徒はめったに見ることのできないアメリカの大学に興味津津の様子でした。そして交流会の最後には、岩手組生徒によるプレゼンテーションが行われ、日本の文化や伝統芸能の紹介を行いました。
大学側から歓迎の挨拶・大学紹介
ESL生徒との交流会・キャンパスツアー
岩手組生徒によるプレゼンテーション
National Universityでの最後のプログラムは、岩手組生徒によるプレゼンテーションです。岩手県から来た23名の生徒は4つのグループに分かれ、それぞれ英語によるプレゼンテーションを行いました。
プレゼンテーションでは、新渡戸稲造や宮沢賢治について紹介する「岩手県の偉人」や、毛越寺や中尊寺などの由緒正しい寺院がある平泉について紹介する「岩手県の世界遺産」、さらに岩手県の名の由来なども紹介する「さんさ踊り」、そして2011年3月11日に東北地方を襲った東日本大震災に関する項目の計4つが発表されました。
東日本大震災について紹介されたプレゼンテーションでは、被災の様子も映像として流されました。
「僕たちはいつも通りの生活を送ることができる。食事も平等に与えられるし、色々なことを学ぶことだってできる。そして野球をできる環境にもある。この毎日の生活に感謝をしなければならない。そして一番は、この東日本大震災での出来事を決して忘れてはいけない。」
岩手の生徒たちの言葉は、参加者全員の心に強く響き渡ったことと思います。
とても内容の濃いプレゼンテーションでした。