第1回留学生優秀賞 川島百年樹君


優秀賞を受賞した川島君

先日、マーセッド・カレッジでY.E.S. at Merced Collegeから第1回留学生優秀賞の授賞式が行われました。この賞の選考基準は、勉強やスポーツ、その他アクティビティで学生の模範として認められた5名です。約120名いる留学生の中で選ばれ、受賞者には数単位分の授業料奨学金を支給されました。彼らは有名四年制大学への編入を目標に勉強をしており、今後も学生の模範として、他の学生たちに良い影響を与えると期待されています。

 

今回の受賞者は、以下5名です。(五十音順)

Azim Salihov (Uzbekistan)

Firdavs Abdunazarov (Tajikistan)

Motoki Kawashima (Japan)

Miki Ayano (Japan)

Shota Yagami (Japan)


第一回留学生最優秀賞受賞

 

川島 百年樹くん (千葉経済大学附属高等学校ーマーセッド・カレッジ)

留学当初は、語学学校に1学期通い英語力向上を図り、アメリカ生活に慣れていきました。その後、カレッジに進学後は心理学専攻し、四年制大学編入を目指して勉学に励み、現在は6学期目でGPA4.0と全てAを取得している最優秀学生です。野球留学生としてマーセッドに来ましたが、文武両道を果たしています。今までは、肩の怪我に悩まされながらも打者専門としてサマーリーグに参加するなど、出来る限りのことを尽くし、一生懸命頑張ってきています。そして、今学期はカレッジ野球部のロースター(1軍)に選ばれ、試合での活躍も期待されています。


▶ 今回の受賞について。

受賞できたことを大変光栄に思います。自分一人の力ではなく、勉強と野球に集中しやすい環境を与えてくれた家族やお世話になっている方々の支えがあり、ここまで頑張ってこれたことが受賞に繋がったのだと思います。

▶ 学生生活について。

普段の生活は、授業を受講し、野球の練習をしています。休み時間には、宿題をしてジムでトレーニングしたり、時にはリラックスして体を休めています。休む時は、しっかり休むようにしてメリハリをつけた生活を心掛けて生活をしています。

1日のスケジュールは、野球部の練習が14時から17時の約3時間あり、朝と夕方に授業を受けています。時間がある時は、トレーナールームで体のケア、そしてジムに行くか、自習をしています

留学から約3年が経ちますが、留学は自分次第で成功するかしないか決まると実感しています。渡米前から、多くの時間を勉強に費やすだろうと覚悟を決めて来ました。そして、予想した通り、日々勉強をしています。高校では野球中心の日々で、勉強慣れしていない私としては不安もありましたが、挫けることなく頑張ることが出来ています。また、マーセッドは遊ぶことの誘惑がなく、勉強と野球に集中できる環境であり、学生に適した場所だと思います。

▶ 留学のキッカケ。

高校の野球部監督に留学を勧められ、そして先輩が留学していたので話を聞いて興味が湧きいたのがキッカケだと思います。アメリカ留学を決めた理由は、日本を離れて新たな可能性に挑戦しようと思ったからです。また、留学前にマーセッド訪問をして、勉強と野球の両立ができる環境があると安心し、マーセッドを選びました。

▶ 今後の目標。

文武両道として、受講している全ての授業でAを取ることが目標です。野球では、今まで怪我で思うようにプレーすることが出来なかったので、完全復帰を目指して頑張りたいと思います。今学期は野球部のロースターに選ばれ、大学で初シーズンを迎えます。怪我をしていた間もリハビリや復帰に向けたトレーニングをしていたので、試合で結果を出しチームの勝利に貢献したいと思います。

▶ 留学生へのアドバイス。

野球、勉強での夢と目標はそれぞれ違います。1つの分野だけ頑張っても成功したとは言えません。人生で学ぶことは多くあり、自分の興味が無い分野でも無駄な知識になると思いません。知らない知識を得ることにより、新たな可能性が生まれることもあると思います。留学では、日本にいてはわからない知識や経験を得ることが出来ます。アメリカ留学で異文化の良いところを吸収してください。