大学バレーの盛んなアメリカで、高みを目指す学生生活
アメリカの女子スポーツといえばサッカーの競技人口の多さを感じますが、実際のところ女子バレーボールの競技人口も女子サッカーに引けを取らない大きさで展開されています。
大学スポーツの盛んなアメリカで、秋スポーツといえばアメリカンフットボール、男女サッカー、そして女子バレーボールです。さらに、アメリカ代表は数々の世界大会で上位に入り込み続けており、2014年の世界選手権では金メダルを獲得しています。
女子バレーアメリカ代表のメンバーはほとんどがアメリカの大学へ所属している選手、又は出身です。つまり、アメリカの大学でバレーに挑戦するという事は、未来のアメリカ代表メンバーや現役メンバーと共に戦い、競い合うという事になります。
そんなアメリカでバレーに挑戦してみたいという生徒のために、YESでは女子バレーボール留学プログラムを用意しました。本気でプロを目指している、アメリカでバレーに挑戦したい、バレーと共に英語も伸ばしたいなど、生徒の目標と能力に合ったプログラムを選択していきます。
アメリカの大学におけるスポーツの位置づけ
アメリカの大学では文武両道が必須条件です。いくらスポーツの能力に長けている生徒でも、学校の成績が低くては練習参加の許可すら下りません。さらに日本の大学とは違い、スポーツができる生徒に対して特別待遇を施すということは一切ありません。生徒は、勉強をしてはじめて部活にも参加できます。一見とても厳しいことに感じるかもしれませんが、これはその後のキャリアを築く上で非常に重要なことです。
現在日本には多くの実業団チームが存在し、長年の間プロリーグ構想が掲げられてる中、プロ契約の出来ている選手は数えるほどしかいません。
バレーボール選手として生活ができる期間は限られており、またバレーボールに関する職業に就きずっと生活をしていくことができるという人はその中でもほんの一握りです。多くのアスリートは、引退後に新たなキャリアを自分で築いていかなければなりません。そこで自分の身を守ることになるのが、「学位」「英語力」「国際感覚」などのアメリカ留学を通して身につけたスキルです。
日本の大学の中には、スポーツだけやっていれば良いという学校がありますが、当時は楽しく居心地の良いその環境も、後になって振り返ると「もっと勉強をしておけば良かった」と思うことも少なくありません。
アメリカのように、学生時代に勉強を怠らずしっかりやることで、幅広い分野で職が探せるとともに、それまで見えてこなかった自分の新たな可能性を見つけるチャンスにも繋がります。自分の好きなスポーツの為の勉強と考えれば、決して困難な事ではないはずです。
アメリカから世界へ、火の鳥NIPPONの再生、東洋の魔女の復活へ
女子バレー日本代表は1984年ロス五輪を最後に成績不振が続き、2000年のシドニー五輪では予選敗退を喫し、2012年のロンドン五輪では28年ぶりにメダルを獲得するも、4年後の2016年リオ五輪ではまたしてもメダル圏内に届きませんでした。
日本代表が苦戦している理由として、バレーボールの国際化が問題とされています。近年のバレーボールの浸透により各国がチームを強化し、アメリカやキューバなどの北中米勢、ブラジルを筆頭とする南米勢、さらには欧州勢、中国や韓国のアジア勢が勢いを増しています。これらのチーム強化に伴い起こっているのが選手たちの大型化です。元女子バレー日本代表の竹下佳江さんはこの状況に関してインタビューでこう語っています。「日本は体格的に不利。緻密で細かいバレーをしていくことが勝つために重要。そのためには軸になる選手が絶対に必要。」
このように世界で通用する選手になる為には、アメリカでのバレー留学を通し、発展し続けている女子バレーで国際的感覚に触れ、日本人の長所である緻密な技術を極め続けることで、世界に通用する選手へ近づくことができるでしょう。
アメリカの大学では更なるバレーレベル向上のため、海外の優秀なプレーヤーのスカウティングに力を入れているようです。大学サッカーのコーチやスカウトも日本人選手の技術の高さには注目しています。選手の頑張り次第では、可能性はいくらでもあるのです。
アメリカでバレーをするメリット
1.世界レベルの女子バレー文化を肌で感じることができる。
2.日本でも必要とされる英語力の上達にも繋がる。
3.日本にはないバレーの知識、スタイルが学べる。
4.世界レベルのバレーを体験することで、日本に足りないものがみえてくる。
Navarro College
TOEFL iBT61
2016年度 NJCAA 6勝31敗
2015年度 NJCAA 19勝12敗
2014年度 NJCAA 23勝10敗
ナバロ・カレッジはテキサス州、コーシカーナという場所に位置する2年生短期大学です。ダラス空港から1時間20分ほどで辿り着くことの出来るこの大学には約10000人の学生が学業やスポーツに力を注いでいます。学校周囲の雰囲気は比較的落ち着いていて治安は良いと言えるでしょう。大学施設も充実していて、学生寮やカフェテリアをはじめ、文武両道を志すには素晴らしい場所となっています。
大学内にはESLといわれる大学付属の英語強化プログラムがあり、大学に入学するためのTOEFLスコアを取る為の勉強はもちろん、ESL独自のテスト(TOEFLの代わりとなる)で一定以上の点数を取得する事が出来たら大学に入学できるといったシステムもあります。
ナバロ・カレッジの女子バレー部は現在、NJCAA(以下参照)の1部リーグに所属しています。留学生を多く抱えており、奨学金も確保されています。ですから、バレーの実力、GPA(成績)、語学力次第では奨学金を受けることができます。
NJCAAとは
NJCAAとはNational Junior College Athletic Associationの略で、全米短期大学体育協会のことを指します。基本的にNJCAAに属する大学の選手はその学校では2年しかプレーすることが許されておらず、4年制大学に編入して3年目、4年目とキャリアを積み重ねます。NJCAAには3つのディビジョンがあり、ナバロ・カレッジの所属するディビジョン1ではフルスカラーシップ(全額奨学金)を出す事が許されています。
ナバロ・カレッジバレー部ヘッドコーチ
Ronda Shirley
ケンタッキー・ウェスレヤン大学出身
2015年にはNJCAAコーチング協会の殿堂入りをし、タイラージュニアカレッジ(テキサス州)とハッチンソン・コミュニティカレッジ(カンザス州)での18年間のコーチング歴の間には520勝を収めています。2004年から2014年の11年間にNJCAAチャンピオンシップに8度の出場、2013年にはそのチャンピオンシップで全国準優勝まで上り詰めています。
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