5月20日に行われたサンフランシスコ・シティーFCとのホーム戦。お互い勝ち点の無い中、初勝利をどうしても收めたい両チームの対決。ゼストは0-2で前半を終えるも、後半に3点を決め、劇的な大逆転を見せた。
試合は白熱し、両選手が激しくぶつかり合う中で展開していった。ファウルやイエローカードが両サイドに多く出ながらも、サンフランシスコ・シティーFCは前半に2点を決め試合を優位に進め、サンディエゴ・ゼストFCに得点の隙を与えず前半を凌いだ。
しかし、後半53分にゼストのLuis Barajas選手が1点を返すと試合の流れが一変。立て続けにその3分後の56分にSeongyeon Lee選手がミドルシュートを決め2点目を返し同点とし、ゲームを振り出しに戻した。
両者とも激しく攻防し同点のまま試合終了に思われたが、後半90分にゼストのOmar Orozco選手がを気迫のある決勝点を押し込み、劇的な大逆転勝利を収めた。
勝利への執念を見せたゼストに軍杯が上がり、シーズン初白星となった。この勢いに乗って次節への勝利に繋げていきたいところだ。次節ホーム戦は6月6日、7:30PMからマディソン高校でベンチュラ・カウンティー・フュージョンとの対戦となる。