1月6日より始まった佐久長聖ゴルフ部の約4週間に渡るサンディエゴ遠征が本日無事終了し、参加したゴルフ部生徒5名が帰国の途に就きました。
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平日は早朝からゴルフレッスン、英語の授業、練習ラウンド、週末はトーナメントに参加するなど忙しい日々を過ごし、あっという間に1ヶ月が経ちました。
前半の2週間で既にトーナメント参戦や大手ゴルフメーカーの企業訪問などを経験し、後半も現地のジュニアゴルファー達とゴルフマッチを行ったり、2日間に渡る別のトーナメントに参加したりと、休む間もないほど充実した研修となりました。
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研修期間中、世界各国から男子トッププロゴルファーが集うPGAツアー「Farmers Insurance Open」が今年もサンディエゴで開催され、太平洋を直接見渡せるトーリーパインズの名門ゴルフコースで4日間に渡り、静かな熱戦が繰り広げられました。
同大会を初日に観戦した生徒たちは、タイガー・ウッズやジャスティン・ローズ、リッキー・ファウラーや松山英樹など、世界的有名選手を間近で見て目を輝かせながらも、トップレベルの選手たちのプレーから多くのことを学ぼうとする様子が窺えました。
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ゴルフ尽くしの毎日でしたが、それだけではなく、言葉の壁や文化の違いなど様々な壁にぶつかり、多くの葛藤もありました。
そんな中でも、真剣に指導にあたってくれたジョンコーチ、英語の授業を担当してくれたディロン先生、そして送迎から食事までお世話になったホストファミリー達と英語で会話し過ごした日々は、彼女達に国や文化を越えた繋がりをもたらしてくれました。
トーナメントでは思うように結果が出せなかった生徒も、研修中に修正できた生徒も、大会を通じて感じるものが皆それぞれあったはずです。
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本研修に送り出してくれた家族や学校関係者の方々、関わる全ての人への感謝の気持ちを常に持ち、自身の成長の為に精進すること。挨拶や礼儀、目標を持つこと、あきらめない心など、アスリートである以前に一人の人間として自身の生き方を形成することの重要さを、本研修で学んでくれた事と思います。
ここで得た感動、悔しさ、発見を次に繋げられるかどうかは、日本に帰ってからの彼女たち自身の生活や意識次第です。
参加した生徒たちの今後の活躍を心から期待しています。