会談中には、安倍首相より、2014年度中に6,000人の日本人学生をアメリカに留学させる計画が提示されました。約6,000人を対象に、国費や民間支援を利用した、米国への留学支援が行われる予定です。
会見では、オバマ大統領が「日本の学生達が、英語力を向上させ、米国の組織や企業で働き、貴重な経験を得ることをサポートするため、更にアメリカへの留学を 促進する新たなプログラムを開始する」(原文訳)と述べ、日本の若者がアメリカを訪れ、様々な経験を得ることに期待を示しました。
また、オバマ大統領は「この(留学生を倍増させる)計画により、今後数十年間に渡って、日米関係はより親密なものとなるだろう」とも述べ、今回の計画が、将来的には日米関係にも大きな影響を与えることを示唆しました。
今月8日に行われた下村文部科学相とケネディ駐日大使の会談において、日米間の教育交流促進および留学生の交流促進が確認されたばかりですが、今回の首脳会談においても、同様に、日米関係の強化とともに日米間の留学促進が表明されることとなり、今後、日米間の留学・教育交流が更に強く促進されることに期待がかかります。