短期トレーナー留学 月成亮介君
2013年3月18日~31日まで短期トレーナー体験留学に参加した月成 亮介君から感想が届きました。
▶ アメリカに来た感想。
初めての海外で飛行機の乗り継ぎトラブルに見舞われ、英語がまだできない私にとっては英語力の大切さが身に染みました。
期間中の休日にはに学生トレーナーたちと一緒に、多くの場所に訪れることができました。サンフランシスコや他の街の大きいショッピングモールで買い物をすることができ、本当に感謝しています。
▶ トレーナープログラムに参加して。
本当に毎日楽しく、トレーナーの活動を実際に体験しながら学び、目標であったアメリカのアスレチックトレーナーと日本のアスレチックトレーナーの違いについて分かり、今後の目標が明確になりました。
学生トレーナーの方々が本当に優しく良い人ばかりで、そういった方々との出会いはこれからの財産になると思います。トレーナーの方々には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
▶ プログラムを通して感じたことや学んだこと。
クリニックに来ている患者さんのタイプが違いました。例えば自閉症の患者さんなど精神病を患っている方もクリニックで対応していました。日本ではこのような患者さんは他の病院に通っており、来院されても他の病院を勧めるというのが普通です。
それから、女性の医学療法士の意識が違いました。女性は男性と比べて力が弱いので、無理に自分の体を使おうとすると指などはすぐに痛んでしまいます。自分の体を守るためにも肘や道具を有効に使い、自分の体重を利用してマッサージをしている様子が見られました。肘や道具を使うことは手で処方するよりも感覚が難しいですが、慣れてくると手でやるよりも上手くできるようになるそうです。この意識は日本ではなく、逆に怠けていると見られてしまうと思います。
▶ トレーナーとしての活動環境について。
現場の雰囲気は開放感に溢れていて、日本の固い雰囲気とは正反対でした。テーピングの巻き方もそれぞれ独特なやり方があると思いました。
日本では医学療法士の資格では開院することができません。しかしアメリカではそれが可能なので羨ましく思います。